この日は11時半のタクシーを予約してあったので朝はのんびり。
家でコーヒーとパンで朝食。蜂蜜トーストを食べ、Knäckebrödにチーズをのせて食べた。コーヒーをお代りしておしゃべり。
その後、私のアパートの近所を散歩。これは私が初日にやりたかったことで、美しい自然を見てほしかったのだ。徒歩10分で海に到着し、両親ともに感動☆
水が綺麗だ、湖みたいに静かだと言いながら水に沿って散歩をした。いい天気だったので泳いでる人もいて、スウェーデンの夏らしさを見せることができたと思う。
私が風邪気味じゃなかったら飛び込んでみせたのに(笑)
のんびりしてると1時間半の散歩になっていた。すぐにタクシーの時間になり、空港へ。私はStockholm Taxiを利用する。
私は空港までついて行って、チェックインするのも待って、ゲートに入る前にお昼ご飯がてらカフェに行った。
最後やなぁといいながら、父はデンマークのビールを飲み、母はツナサラダを食べ、私はラテとチョコクロワッサン。三人ばらばらの物を食べながら談笑し、離陸一時間前にはゲートへ向かった。
手荷物検査のところでお別れ。
父はあっという間に涙ぐんで、「がんばれよっ。ちゃう、頑張りすぎるなよっ。」と言って握手して、小走り。
母は私の手を両手で取って、「ありがとうな、体に気をつけや。またお正月にねっ。」と言って、ちょっぴり赤い目をしていた。何回も振り返って手を振っていたから、私はずっとそこに立って手を振った。
だんだん二人が見えなくなると、思わず涙がでてしまった。
人を見送るって言うのは、旅立つ方より辛いと思う。
悲しいとか、泣きそうとか、そういうのは全く無かったのに、二人が小さくなって見えなくなりそうな時に振り返って、私を探してる姿を見ると、抑える間もなくあっというまに両目から涙が落ちた。
トイレに行ってお手拭き用のペーパーで涙を拭くと目が真っ赤だった。
心の奥底で気づかずに感じてるものが涙を流させたのだろうか。
それからはSLの定期券を使ってバスとPendeltågを乗り継いで帰宅(笑)
タクシー乗ったからね、ちょっと一人の時はセーブしないと。タクシー代や観光、レストランでかなりの出費だったから、銀行口座の明細を見るのがコワイ。
しかし、一年に一回か二回しか会えない両親に少しは孝行できたかな。楽しい思いをしてくれたことを願います。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメント大歓迎!