2010-09-17

オスロの駅で出逢った老人

16日、空港へ向かうためオスロ市内の駅で電車を待っていた時のこと。
隣に座っていたお爺さんと話をすることに。
仕事帰りで疲れているのか、どこへ行くのか、どこから来たのか、と聞かれ、日本出身で今はストックホルムに住んでいるのでオスロでの仕事が終わったから今から帰るのだと答えた。
日本と聞くと目をキラキラさせて、80歳を超える彼はノンストップで話を初めた。
朝鮮戦争の時、1953年に半年韓国の野戦病院でノルウェーの軍隊として務めていたとのこと。それから大分後に、日本にも韓国にも旅行で行ったこともあり、韓国には大統領の招待にされたこともあるとのこと。また旅行に行きたいけれど奥さんも亡くなって自分ももう80歳を超えて体が弱いので長旅は無理そうだ等とどんどん興味深い話を聞かせていただいた。
10分話をすると私の空港行き列車が来たのでお別れ。
なんだか名残り惜しかった。
しかし電車は待ってくれない。慌てて立ち上がり、Tack!と言い、何といっていいか分からず、Take care!という言葉が口を出た。
スウェーデン語でぺらぺらと話せたらかっこよかったな。と思いつつ電車に飛び乗った。
老人はそれでも嬉しそうな顔で見送ってくれた。

一人の時、時々こういう経験をする。
人に話しかけられたり、何となく見知らぬ人を盛り上がってしまったり。
ほんと時々。
私は、こういうのが、好きだったりする。

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